1: すらいむ ★ 2015/02/08(日) 17:14:45.68 ID:???.net
任天堂の岩田聡社長は7日までに毎日新聞のインタビューに応じ、「スーパーマリオ」など同社のゲームの人気キャラクター活用を外部企業に認めて使用料を得るライセンス事業を新たな収益源にしていく考えを示した。キャラのイメージや価値を損なわないことが条件で、スマートフォン向けゲームをヒットさせたソフト会社が任天堂のゲーム専用機向けに移植版ソフトを展開する場合のほか、自動車など異業種の広告に活用してもらう。岩田社長は「時代の変化に対応し、収益機会を最大化する」と説明した。
任天堂は従来、自社のゲームのキャラクターの外部使用に慎重だった。しかし、スマホゲーム台頭などで家庭用ゲーム市場が伸び悩む中、1985年の発売以来、国内外で大ヒットし、世界的に知名度が高いマリオなどのキャラクター資産を収益につなげる道を探る方針に転換した。
現在、複数の企業と交渉中で年内にも発表する。
キャラクター提供にはスマホ向けでヒットしたソフトを自社のゲーム専用機「ニンテンドー3DS」や「Wii U(ウィーユー)」向けに取り込む思惑がある。すでにスマホ用ゲーム「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」をヒットさせた「ガンホー・オンライン・エンターテイメント」と提携。ガンホーは4月、マリオが登場する3DS版パズドラを発売する予定で、マリオの知名度を生かして海外市場本格進出を狙う。岩田社長は「本当に面白いゲームソフトの世界展開をマリオが手伝えるなら結構なこと」と意義を強調した。
一方、異業種の広告向けのキャラクター提供では昨年、メルセデスベンツの新車とマリオのコラボレーション広告が話題を集めた。岩田社長は「(ベンツのCMのように)価値のある場所にキャラクターが露出できれば、うちのゲーム事業にも相乗効果が期待できる」と語った。
岩田社長は2015年度にスマホを使って睡眠の質の向上を支援する健康サービスに参入する方針も表明。キャラクター事業の本格展開と併せて収益源を広げて「目標に掲げた16年度の営業利益1000億円超達成につなげたい」と語った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150208-00000009-mai-bus_all
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