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「干すよりきれい」との謳い文句で瞬く間に大ヒットした布団用掃除機「レイコップ」が、累計販売台数300万台を超えた。開発者のリ・ソンジンは内科医で、ハウスダストによるアレルギー患者の症状軽減に有効という説明には説得力があり、多くの消費者が飛びついた格好だ。

 一方、インターネット上では、その性能に疑問を投げかける声が多く上がっている。その主な批判をまとめてみると、「ダニを減らせない」「目に見えないホコリは吸っているというが、目に見える髪の毛等のごみを吸わない」「うるさい」「重い」「吸引力が弱い」といったものである。

 レイコップが爆発的に売れるきっかけとなったのは、あるテレビ番組で家電に詳しいお笑いタレントが紹介したことだといわれているが、その際「ダニも死滅させて除去できる」と言っていた。それがネット上での批判を招く一因となっているのだ。
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